名前をつけてくれたのは…

栞の会

どうして栞の会って名前なの?どんな意味があるの?

ってよく聞かれます。

もう随分と前のこと。きょうだいちゃん達の会をしたいなって思って、お子様を亡くしたお父様に相談をしたことがあります。亡くなったお子様は3人きょうだいのお姉ちゃん。2人の妹さんがいました。

そのお父様が付けて下さった『栞の会』。栞には、道標という意味があります。今はまだ小さな2人の娘さんが、きょうだいを亡くしたことで苦しんだ時に、栞の会が道標のような存在の会であってほしいという願いが込められています。

栞の会はたくさんの人の想いがこもって生まれました。

きょうだいちゃん達はもちろん。

実はたくさんのお父様お母様の想いもこもっています。苦しくて寂しいのはわかっているけれど、どうすることもできなかった。

そんなお父様お母様に影で支えて頂いて、今があります。

ここに来てくれるきょうだいちゃん達、ここに送り出して下さるお父様お母様、そしてたくさんの応援して下さる方の想いにいつか応えることができるように…一歩ずつ歩きたいなぁと思っています。

私たちのこと

栞の会は、「きょうだいを亡くしたきょうだいの会」です。

大阪と東京で「きょうだいの会」を開催しています。

事故・病気・自死・犯罪など、さまざまな理由できょうだいを亡くした人が集う場です。

死別に関して、いろいろな支援が広がっていますが、きょうだいはまだ目に留まる機会が少なく、支援に繋がることができない人、できなかった人がたくさんいます。

「ひとりぼっち」と思いながら過ごしているきょうだいが、ここに繋がってくれることを願っています。